有限会社セリームアンドサンズインターナショナル【NEW PARTNER】
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- 4月1日
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1万ドルの所持金で買った3台の中古車、
すべてはそこから始まった
有限会社セリームアンドサンズインターナショナル

社長のセリーム ウラさんは、ミャンマー出身。バングラデシュを経て1993年、28歳で来日されました。
その時の所持金1万ドルで購入した中古車が、すべての始まりだったといいます。その後7年間、中古車業界で様々な経験をして、2000年に起業しました。社名の「セリームアンドサンズインターナショナル」は、セリームさんと息子たちからの命名です。
現在は母国であるミャンマーへの中古車輸出業がメイン。「月間50台以上を扱っています。オークネット、アイオークからの落札も多いですよ。ミャンマーへはタイ経由で輸出し、約2週間程度で現地に届きます」とセリームさん。
できるだけ関税がかからないような、上手なルートを選択するのも社長ならではのノウハウだそうです。スタッフは2名いますが、輸出手配はほぼお一人で行っているため、「休めない」と笑います。
ミャンマーへの中古車輸出ではEVやハイブリッドは皆無で、ガソリン車、ディーゼル車が圧倒的。「車種としては、ホンダのフィット、トヨタのヤリスやアルファードが人気」だそうです。最近ではこうしたミャンマーに加え、オーストラリアへの輸出もスタートしました。
以前からメーカー系、大手企業系をはじめとするオークション会場の会員ですが、与信枠を増やすことを目的に、オークネット、アイオークに入会。枠不足を補うことにつながったそうで、担当営業の対応には賛辞を送っていただきました。 「オークネットのシステムは、相場が見やすいため、海外バイヤーとの価格打ち合わせに有効です。評価点についても4点以上であれば安心して購入できます。実際、相手先からも信頼されています」とのこと。 「最近、館林市内に広大な用地を確保しました。そこにヤード、リサイクル部品工場を作って、今後はドバイ向けのパーツ輸出も始めるつもりです」と、セリームさんは目を輝かせます。さらに幅広い仕入れが必要となるため、ますますオークネットをご利用いただけそうです。


オークマン2025年4月号掲載記事







