SUMOTORI Japan株式会社【REAL VOICE】
- 2 日前
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AIと独自プラットフォームで挑む
中古車輸出のグローバル展開
SUMOTORI Japan株式会社

愛知県名古屋市に拠点をおき、中古車輸出事業を展開するSUMOTORSI Japan株式会社様、(以下、SUMOTORI Japan)。2019年の設立以来成長を続けています。同社は2025年には7,985台を取引し、ライブオークション落札6位の実績を達成しました。オークネットから表彰状と記念盾が贈られた同社に、中古車の海外輸出事業についてお話を伺いました。
▼目次
1.品質・価格・信頼性—世界が認める
日本製中古車の競争力を世界に

SUMOTORI Japanは日本ブランドの高い品質と信頼性を世界に届ける輸出企業です。現在は乗用車だけでなく中古のトラックや重機の輸出、さらに食品の輸出や観光事業を展開しています。こうしたグループ企業を率いるのは創業者であり代表取締役 CEOのビタリーさん。ドイツのドレスデン出身で、1998年以来27年にわたりロシア極東と日本を行き来するビジネスマンとして実績を積み、2019年にSUMOTORI Japanを設立しました。
「日本製の中古車は品質・価格・メンテナンス面において非常に競争力が高いことが特徴です。ロシアでは日本、中国、韓国の3カ国から輸入していますが、品質面で日本は他の追随を許しません。お客さまからの信頼も厚く、これからますます需要が高まると確信しています」とビタリーさんは話します。
一方、営業部長のレオニドさんは設立当初からのメンバーとして、輸出販売の拡大や顧客管理の責任を担っています。日本海に面するウラジオストクで育ったレオニドさんは、幼少期からご家族に日本語を学ぶよう言われていたそうです。故郷を走る車のほとんどが日本車という環境の中で育ち、カーレースや自動車関連イベントに携わるうちに日本車の魅力に引き込まれていったといいます。
2. 変化する海外の中古車市場に合わせた
AIの活用と仕入れの効率化
オークネットなどを通じて仕入れた中古車の主な輸出先はロシアですが、現在ではキプロスなど10カ国以上に拡大しています。将来的にはロシアとその他の国で50:50の割合を目指しているそうです。主力となるロシアの中古車市場は近年大きく変化しているそうです。かつてはディーラーがウラジオストクの大規模マーケットに在庫を積んで販売する、在庫主導型が主流でした。しかし現在は在庫を持たず、ロシア国内のエンドユーザーが欲しい車をピンポイントで調達するオーダー型へと移行しています。
こうした変化に対応するのが、同社が独自に開発したITプラットフォーム「YOKOZUNA」とAIアシスタントの活用です。たとえば、お客さまが「予算は200万円以内・子供が2人・ペットを飼っている・趣味は釣り」といった属性やライフスタイルを入力すると、AIが最適な車両をオークネットの在庫から検索し、運搬費や税金を含む総費用を複数プランで提示します。少人数の組織でも業務の80%をこのシステムが処理することで、高い生産性を実現しています。

「以前は多くの在庫を抱え、それをマーケットで売るスタイルでした。今のロシアのお客様は欲しい車を明確に決めて発注してきます。私たちはその一台一台のリクエストに応えるための取り組みを進めています。オークネットのプラットフォームは使いやすく、充実したサポートがあるので、お客さまへの貢献につながっています」とレオニドさんは話します。
3.AUCNET CARSを活用し
更なる成長を目指していきたい
「オークネットのサービスには3つの優れている点があると思います。直感的でわかりやすいユーザーインターフェース、良心的なサポート、そしてスタッフとの良好な人間関係。こうした点を高く評価しています」と語るビタリーさん。また、業界最高水準の車両検査の厳しさから、評価通りの車が届く安心感につながっているようです。
2026年には年間15,000台の取引を達成したいと意気込むビタリーさん。オフィスには目標数字を書き込んだダルマが飾られていました。オークネットと他社サービスの合計で2026年には30,000台、さらに翌年の2027年には6万台達成という大きな目標も掲げています。「オークネットとはパートナーとして共に成長していきたい。特にAUCNET CARSとの連携が進化すれば、販売台数のさらなる拡大に直結すると期待しています」とビタリーさんはさらなる飛躍について語ってくれました。


オークマン2026年4月号掲載記事


