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有限会社加賀モータース【REAL VOICE】

  • meme inc
  • 2020年1月25日
  • 読了時間: 4分

更新日:5月23日


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「少しでも安く、より良い車をお客様に届けたい」社長の強い思いを実現するために欠かすことができないという共有在庫の活用法を、有限会社加賀モータース様でお聞きしました。


目次


1.お客様ファーストの姿勢で国内外に多くの顧客を獲得

有限会社加賀モータース 代表 加賀チャミンダさん
有限会社加賀モータース 代表 加賀チャミンダさん

社長の加賀チャミンダさんはスリランカ出身。来日して約20年になりますが、日本車メーカーの関連会社で働いた後、2003年に独立されたのだそうです。開業資金はわずか10万円。社員は自分だけで、仕入れた車を一人で修理し、洗車し、陸送してオークションに出品するという小規模な商売でしたが、丁寧な仕事ぶりが評価されて顧客を増やしていきました。現在は社員23名を抱え、1カ月に150〜200台を販売するほどの規模にまで会社を育て上げています。

「とにかくお客様目線で商売すること。洗車して見かけだけ良くすれば売れないこともないけれど、トラブルが起きれば、お客様は離れていってしまいます。うちは工場を3つ持っていて、洗車から塗装、整備まで自社で徹底的に行ってからオークションに出しています。作業を外注しないからコストダウンにもなりますしね」と加賀さん。

 主に扱うのは4トンまでの中型トラック。海外からの人気も非常に高く、出荷台数の2割ほどは海外輸出だそうです。商売相手が外国人でも〝お客様は神様〞という姿勢は変わりません。車体をばらし、うまくコンテナに複数台を詰めることで輸送コストを下げて、車体価格も抑えているのだとか。


広大な敷地内には、工場への入庫や出荷を待つトラックやバス、建機などが所狭しと並ぶ



2.無駄なコストの削減には共有在庫がマストツール


「この業界はまだまだ無駄が多いですよ。無駄をカットしていけば、お客様にもっといいものを、もっと安く提供できる。それにはオークネットの共有在庫は欠かせませんね」

 例えばトラック専門のオークション会場は全国に4カ所しかありません。北海道のディーラーが下取り車を小山のオークション会場に陸送し、もし北海道の人がその車を落札したら、また北海道まで陸送しなければなりません。社長はその無駄が許せないのだそう。

「かかった陸送費は結局お客様の負担になるわけでしょ。そんな馬鹿な話はありませんよね。その点、共有在庫なら陸送の手間が省けるから、ディーラーもお客様もウィンウィン。30枚もの写真で状態を確認できるし、不安なら検査員のチェックも参考にできる。検査員のチェックが厳しいのも、お客様としては助かりますよね。これは共有在庫の信頼性を高めている大きな要因だと思います。出品するときは厳しすぎると思うこともあるけどね(笑)」

 加賀モータースが共有在庫に登録したのは2017年。あっという間に成約台数を伸ばし、短期間でスーパーファイン会員に認定されました。

「スーパーファイン会員になって成約率が上がったのは実感しています。共有在庫は、販売がメインじゃない修理会社などの会員にも見てもらえるのがいいですね。いろいろなニーズを持ったお客様がいるから、幅広いジャンルの車が売れる。正直、もっと早く登録するんだったと思っています」


*成約率の高い会員認定である「ファイン/スーパーファイン会員」は現在は「Gold/Silver会員」となっています。


トラックはもちろん大型バスの塗装まで自社工場で行える。

2020年夏には自社の解体 工場も稼働し、パーツ販売などにも力を入れていく予定。



3.オークネット 共有在庫活用術

活用術1:掲載できる写真点数が多いのは他社同様サイトにはない強み

共有在庫には30枚まで写真が掲載可能。これはとても助かっています。トラックは乗用車に比べてチェック項目がすごく多いので、下回りなどを重点的に撮影してアップするようにしています。

お客様の安心感が高まりますから、成約率のアップにもつながると思いますね。


活用術2:最大限の台数を登録して日本最大級のネットワークを生かす

弊社の社内在庫は約750台。オークネットの共有在庫に上げているのは常時300台ほどです。洗車や整備が終わった車両は、撮影が終わり次第どんどんアップしています。買い手のニーズが多様なので、思わぬ車両が売れることもありますよ。市場のニーズを探る意味でも、あらゆる車種を登録するようにしています。


AUCMAN2020年2月号掲載記事

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