株式会社オートクラフトジャパン【REAL VOICE】
- info-am
- 4月25日
- 読了時間: 4分
落札時の見逃しを防ぐシステムを
仕入れ効率UPに活用
株式会社オートクラフトジャパン

2024年にライブオークションにおいて落札実績4位に輝いたオートクラフトジャパン。
長きにわたり弊社サービスをご利用いただいている理由と、躍進の秘密を探ります。
▼目次
1 . リスクを分散させることで
長期の安定的な経営を実現

株式会社オートクラフトジャパンは、長い歴史を持つ中古車輸出企業です。前身となったのはモミ・インターナショナル有限会社。アメリカ国籍を持つパキスタン人のセイヤド・フッセン氏が、日本語学校在籍中に友人と2人で1984年に立ち上げました。当時は母国のパキスタンに、カローラを月15〜20台ほど輸出するという事業規模だったそうです。
その後、円相場の急騰もあり事業は縮小。フッセン氏も一度アメリカに戻り他の事業に従事していましたが、中古車輸出市場としてニュージーランドが注目を集め始めていたこともあり再来日。90年には自らが社長となってオートクラフトジャパンを設立し、本格的に中古車輸出業に乗り出すことになります。
創業時のスタッフは、フッセン氏も含めて3名でしたが、取扱高は右肩上がり。仕向地も東南アジア、南米、ロシア、アフリカなど徐々に増やしていき、現在はおよそ65カ国に年間約3万2000台を輸出するまでに成長を遂げました。従業員数も現在は約50名で、およそ15カ国の外国人スタッフが在籍しているそうです。
中古車輸出業には多くのリスクが伴います。為替の変動、仕向地の情勢、急なレギュレーションの変更など、予測が極めて難しいことばかりです。ではなぜ、同社はそうしたリスクを回避し、順調に成長を続けられたのでしょう。
「リスクを分散させるのが一番重要です」と語るのは、同社営業部マネージャーの保科氏。「仕向地を一国にだけ集中してしまうと、その国で何か重大な事案が発生したときに会社の経営が根底から揺らいでしまいます。近年だと、ロシアへの輸出だけに注力していた輸出業者が甚大な影響を受けているのがいい例です」
仕向地が増えるということは、求められる車の種類も増えるということ。中東であれば高級車のニーズが高く、新興国であればコンパクトカーがより求められるといった具合です。
2 . 今やオークネットは
仕入れに欠かせぬツール
そうした多様な顧客のニーズに対応した仕入れを可能にしているのがネットオークションです。オートクラフトジャパンも様々なオークションを利用されていますが、特にオークネットを重用していただいています。その理由の一つには、らくPOSの存在があるといいます。
「もともとオークネットは使っていましたが、本格的に使うようになったのはちょうどらくPOSが始まったタイミングでした。それまでは、様々なツールで入札していましたが、らくPOSが始まってからは多くの会場の入札がオークネット1カ所で完結できるようになり、以前よりもはるかに多くの台数をこなせています」とは、同社営業部の高沖氏。
さらに、「オークネットはシステムの改善など、要望に対応するまでのスピードが他社に比べて圧倒的に速い」と言うのは同社営業部の松田氏です。
「よく活用している機能はアラーム機能ですね。落札したい車両を事前に登録しておけば、その車両が出品される直前にアラーム音で知らせてくれる機能。落札の見逃しを防ぐためにとても効果的です。さらに、その車両の競り時間が近づくと、自動で対象車両の競り画面へ切り替わってくれるのもすごく便利。ちょっとしたことなんですが、こういったかゆいところに手が届くアップデートを常に行ってくれるとありがたいです」
弊社のこうしたサービスを評価していただいて利用機会が増加したことにより、2024年にオートクラフトジャパンは弊社ライブオークション落札実績4位に輝きました。今後もアフリカをはじめとする新興国を中心に、中古車輸出業界は成長を続けていくと予想されています。その役に立てるよう、さらなるサービス改善に努めていきます。


2024年ライブオークション落札実績4位の表彰状と盾を贈呈させていただいた
3 . セリ中の買い逃しを防ぐ!
アラーム機能のご紹介
「アラーム機能」とは?
欲しいクルマのセリが近づいたら、音とポップアップでお知らせ!
買い逃しを防ぎます。
ここが POINT!
▶セリ画面を開いていれば、アラームでお知らせ!
▶他会場のセリ中でもお知らせします。
▶何台前にお知らせするか設定できます。
あわせて活用!
アラーム登録を行った車両がセリ時間に近づいた場合、自動で対象車両のセリ画面へ切り替えることができる、「アラームセリ切換え」 もご活用ください!

アラーム登録はセリ画面または車両詳細画面から事前に設定できます。
詳しくはこちら
オークマン2025年5月号掲載記事