Smart Trade for Business 【REAL VOICE】
- info-am
- 6月24日
- 読了時間: 5分
価値あるデジタルデバイスを手軽に下取り
法人向け買取サービス
Smart Trade for Business
株式会社オークネット デジタルプロダクツ事業本部

中古車事業を営む会員様の社内にも、買い替え時期を迎えるデジタルデバイスが多数あるのでは?
オークネットではこの4月より、法人向けのデジタルデバイス買取サービス
「Smart Trade for Business」の提供をスタート。今回はその魅力を紹介します。
▼目次
1 . 個人の当たり前を
法人向けにも実装する

会員の皆様もオンラインで個人的に何かを売買する場合、マイページがあったり、リコメンド機能があったりとその利便性を享受しているはずです。また新商品購入時の下取りプロセスなども、直感的で分かりやすく手軽な印象をお持ちなのではないでしょうか。
「それがデジタルデバイスのB to Bになるとかなり煩雑なのが現状です」というのは、オークネットでデジタルプロダクツ事業を率いる一井克彦さん。
「法人向けデジタルデバイスの買取は、担当者とのメールのやり取りが一般的。送られてきたエクセルに必要事項を入力し見積をやり取りし、引き取りに関しては電話で打ち合わせをして……時間も労力もかかります。次に利用する場合もまた一からやらなければならないのです」
こうした悩みを解消してくれるのが「Smart Trade for Business」。見積、集荷・梱包依頼、本人確認、契約といった手続きがすべてオンライン上で完結する、法人向けデジタルデバイスの買取サービスです。特に、オンライン見積機能は、商品情報と画面割れの有無を入力するだけで即時に見積金額を確認できます。
「B to Cの世界では当たり前のことですが、B to Bでも同じように痒いところに手が届くプラットフォームを作り込みました」
実は一井さんは、ゲーム業界でコンシューマー向けマーケティングに長く携わってきたユニークな経歴の持ち主。現在携わる事業においても、常にB to Cの視点に留意しながら「同じ取引なのだからto Bもto Cも関係ない。お客様の利便性を追求するのは当たり前ではないのか?」とサービス改善を加速度的に進めてきました。
取り扱い商品はスマートフォンを中心に、タブレット、PCに加え、近年ではスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンなどもあるそう。こうした買取商品は、中古車と同様に外観検査、機能検査をしてグレーディングをし、モデルごとにロットを組んでオークションに出品。オークションは国内、海外で毎週開催されるのだそうです。
「現在オークションに参加されるバイヤー様は、世界約50カ国で2000社以上。多様なバイヤー様がいらっしゃるため、大口の台数や多少ダメージのある端末でも、オークション市場の相場に応じた最大価格での買取が可能になります」
「Smart Trade for Business」ではより多くのバイヤー様に参加いただくために、「グレーディングをとても大事にしている」と一井さんは言います。
「例えばスマートフォンの場合、16種類ものグレーディングを行います。仕分けも含めてものすごく手間がかかる。しかし、現物を見ることなく購入いただくわけですからそこは徹底しています。これは中古車事業からしっかり受け継がれている思想でもあります」
バイヤー様が使うオークションのプラットフォーム自体も、アカデミアの先生方と協業して、世界のどこにいても好きな量を好きな価格で入札できるような仕組みを作って運用しているのだそうです。こうした基盤が背景にあるため、適正価格醸成が可能になります。


2 . セキュリティーも万全
価値あるものを循環させる
「中古車でもユーズド・イン・ジャパンは海外で非常に人気が高いのですが、デジタルデバイスの世界も同様で、日本からの出品には高値がつきます」と一井さん。
そんな人気のある日本からのデバイスですが、法人のお客様にとって、やはりデータ消去は大きな懸念点です。
オークネットでは大手法人や政府機関でも採用実績のある「Blanccoのデータ消去ソフト」(※1)を採用し、これまで約20年間で1800万台以上のデジタルデバイスのデータ消去を行ってきたそうです。「Smart Trade for Business」でも同じソフトを採用し、無償でデータ消去レポートを発行しているため、お客様企業のセキュリティー要件に対応しながら、安心してデバイスを売却できます。
また、使用を終えたデジタルデバイスを捨てずにリユースすることで、新品生産により排出される二酸化炭素を抑制し、サーキュラーエコノミーの実現や気候変動対策に貢献することができるのだそうです。
安心安全に配慮し、社会貢献にもつながる「Smart Trade for Business」を、オークネットは今後どのように発展させていくのでしょうか。
「長年の積み重ねがある中古車市場と違い、中古デジタルデバイスのマーケットは歴史が浅いため、残価があるデバイスがその価値からかけ離れた値段で下取られたり、価値がないと廃棄されてしまったりということが、まだまだあるのが現実です。価値あるものを適正価格で循環させるというのは、世界のどこかで喜んで使っていただける方がいらっしゃるということですので、ものの循環、経済の循環という仕組みをしっかり作って、愚直にこの業界の中で広めていけたらいいですね」と一井さんは言います。
読者の皆様も社内を見渡して、眠っているデジタルデバイスがあればぜひ一度活用してみてください。

オークマン2025年7月号掲載記事






